イレギュラーな「めまい」の原因

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

先日、「めまい」の症状でお越しになった方でイレギュラーな症状を抱えていた方がいらっしゃいました。

当院で問診や運動機能検査をしたところ、施術の適応ではないと判断し、紹介状を書いて総合病院を受診していただきました。

結果的に「ウイルスによる前庭神経障害」と診断されたケースについてです。

数日前より強いめまい

もともとランニングなどスポーツをすることを趣味とされている方でした。

年齢も比較的若く、走れない状態、というか日常生活にも影響があるということでご相談に来られました。

ご本人的には、首が張りすぎているのが原因ではないか?と思ったらしいです。

一括りに「めまい」といってもさまざまな原因がありますので、こういったケースでの問診は慎重に行わなければなりません。

お話を伺い、運動機能検査をした限り、首には問題がなく、自律神経の問題として東洋医学的に「気」や「血」の流れをどうこうして改善するものでもなかったので、めまいに関連する運動機能検査も追加でおこないました。

結果として「前庭機能」の部分に引っかかる部分があったため、総合病院の受診を勧めました。

めまいが起こる前に風邪で寝込む

まず問診で引っかかった部分が、めまいが起こる前の風邪。

悪寒がする発熱があった、とのこと。

めまいは三半規管や前庭神経といったところが関与しますが、「ウイルスが原因で前庭神経に炎症がおこる」ということも聞いていたため、前庭機能に関する運動機能検査をおこなったわけです。

結果として「陽性」が出たので、「これはウチで施術するものではない」と判断して紹介状をお書きしました。

後に聞いた診断名が「ウイルスによる前庭機能障害」。

数週間の投薬で完治する見込み、とのことで一安心。

強いめまいが起こる前に風邪を引いた記憶がある場合には注意が必要です。

突発性に起きた「めまい」はまずは医療機関へ

メニエール病や貧血、低血圧などの既往症がない方で、風邪をきっかけに「めまい」を発症した場合には同様のケースもありますので、まずは医療機関の受診をお勧めします。

当院では東洋医学的に対処できる「めまい」は、あくまで東洋医学的に問題がある「めまい」と考えています。

正直なところ、当院で「めまい」で来院される方はほとんどいませんが(今回はランニングされている方だったから来られたのでしょう)、突発性のめまいでお悩みの方の参考になればと思います。