鍼灸接骨院トレスのブログ

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シンスプリント【脛の内側の痛み】の原因と治療

ランニング障害 , 施術について
2018年07月5日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

今回はシンスプリントに代表される「脛の内側の痛み」。

病院などでそのような診断を受けた方も少なくないとは思いますが、そこでの指導は「基本的に安静」というものが現実です。

もちろん、安静にするべき症状ではありますが、「どうしてシンスプリントになったのか?」ということを考えていくと、安静にしている間もやるべきことがたくさん出てきます。

病院で「安静にしなさい」と言われたからすべての運動を中止しているような方。

安静ばかりではいけません。ご自身の弱点を克服するべきタイミングなのかもしれません。

今回は、シンスプリントの患者さんの症例の中から、比較的多く見受けられる機能不全や動作不良についてご紹介します。

一度なってしまうと厄介なシンスプリントですが、繰り返さないために何をすべきか参考になればと思います。

シンスプリント・脛が痛くなった経緯を考える

基本的にシンスプリントはオーバーユーズ(使いすぎ)によるものです。

でも、「同じ練習メニューをこなしているあの子はシンスプリントじゃないのに私はシンスプリントになってしまった」のは何故でしょうか。

そこを考えていかないと、復帰した際に再発するリスクがあります。そして、シンスプリントの再発率は高いものです。

筋肉の柔軟性、関節の可動域、動かし方(運動制御)の問題などいろいろな原因がはらんでいます。

実際に確認すべきことは沢山ありますが、「こんな人は気をつけろ」的なところを挙げていきます。

シンスプリントになりやすい人

・硬い地面でのジャンプ動作が多い競技をしている人

・ダッシュ系の競技をしている人

・横にステップする動作が多い人(エアロビクスや打撃系の格闘技をする人)

・いわゆる偏平足の人(オーバープロネーションの人)

・足首の捻挫歴がある(内出血するレベルなら要注意)

・カカトをつけたまましゃがめない

・足の指が自由に動かせない  などなど

ざっくり挙げてみましたが、当院にシンスプリントで来院される方の多くが該当しています。

シンスプリントになってしまったら

ちょっとでも脛の内側に違和感や痛みを感じたなら、すぐに医療機関や治療院を受診した方がよいでしょう。

痛みを我慢して運動を続けているともちろん悪化していきますし、一度悪化してしまうと治るまでに期間を要します。

ちゃんと診てくれる病院や治療院であれば、ちょっとの痛みや違和感であれば運動しながら治していく事は可能なはずです(ちゃんと診てくれる、が前提)。

一方で、足を着くだけで痛みを感じるなど、悪化してしまった場合は運動を中止することも検討しなければなりません。

その場合でも、やれること・やるべきことは沢山ありますので、そちらを優先して復帰後に再発しない体づくりをしていく期間と割り切ってしまうことも必要かと考えます。

シンスプリントになってしまった場合の患部へのアプローチとしては、はり治療や超音波治療器による物理療法、対象となる筋肉へのマッサージなどが一般的です。

ただし、これらも症状に対するアプローチ(対症療法)であり、復帰後の再発のリスクを考慮するとシンスプリントになってしまった原因へのアプローチが必要不可欠になります。

再発予防するなら治療以外に機能や動作に介入を

ダッシュや跳躍系のスポーツをする場合には股関節周辺の機能改善も必要になることもありますし、捻挫歴などがあり足部に問題があれば、そこのトレーニングも必要です。

シンスプリントなど、特にオーバーユーズでの障害では、治療以外に運動機能や動作改善に介入する必要があります。

そしてそのことが再発のリスクを軽減してくれます。

最後に、運動機能への介入例として足指の運動の動画を上げておきます。

偏平足やオーバープロネーションといった足部の問題を抱えている場合には積極的に取り入れてみてください。

やりかたの詳細は鍼灸接骨院トレスにご相談ください。

7月の診療予定 ~腰痛坐骨神経痛ヘルニア肩肘膝の痛みなら宇都宮市岡本の鍼灸接骨院トレス~

お知らせ
2018年06月30日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

7月の休診日は以下の通りです。


・毎週水曜定休日

・14日(土)

・15日(日)

・26日(木)

・12日(木)&19日(木)は15:00から診療


早くもお盆休みについて問い合わせをいただく方もいらっしゃいますが、さすがにまだ未定です笑。

決まり次第早めに告知しますが、大手企業のように長期の休みにする予定はないのでご安心ください、とだけお伝えします。

 旅に出たい。

【野球】ゴロの捕球で痛む腰痛

投球障害肩 , 症例報告 , 脊柱管狭窄症 , 腰椎椎間板ヘルニア , 腰痛 , 野球肘
2018年06月25日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供する鍼灸接骨院トレスです。

今回ご紹介するのは、野球での腰痛、特に「ゴロを捕球する時に痛みが出る」という訴えで、その症状が半年以上継続しているというもの。

時間の経過とともにゴロの捕球動作以外にも、バットを振ったりボールを投げたりするときにも徐々に痛みが出てきてしまっていました。

病院での加療やリハビリ受けるものの痛みの軽減には至らず半年経過していた腰痛。

病院の診断でも股関節の機能に問題があると言われていたようですが、野球に限らず股関節の動きは重要な部分です。

野球はしていないけど「前かがみになると腰が痛い」という方にも参考になればと思います。

病院での診断は筋肉の過緊張

当院に来院されるまでに2件ほど整形外科に通院していたとのことで、どちらの病院でもレントゲンでの異常は見られず、この年代に多い腰椎分離症やすべり症などの所見もなかったようです。

実際に徒手での検査でもそのような所見は見られず、それ以外に問題がある印象を受けました。

また、病院で股関節の機能に問題があるということで、それに対するストレッチ方法などを指導していただいていたとのこと。

こちらも確認して見たところ、可動域自体も狭く、最終域付近になると腰に痛みを発するため、ここの問題もクリアにしておくべきところ。

画像では重大な問題が見られなかったようですが、加療しても繰り返している状況では別な視点から見る必要も出てくるのですが、当院では全身的な動作を見て機能判断しました。

可動性だけでなく動かし方にも問題

当院ではSFMA、FMSといった動作評価の理論を採用していますが、検査をして見た結果、股関節の【使い方】にも問題があることが分かりました。

とくに『ヒップヒンジ』と呼ばれる動作を機能的に行うことができず、腰に負担をかけている状況が見えてきました。

この患者さんの場合、上半身の可動性は十分にあるものの下半身の柔軟性・可動性には問題がありました。

動作を見ていても下半身の動作不良を上半身の柔軟性でカバーしている印象です。

その負担が腰にかかっているため(腰が頑張るしかない状態)、病院で腰に電気をかけたりマッサージを受けても一時的に良くなるだけで繰り返してしまっていることが予想されます。

野球肘の既往歴もあり、なにかと上半身に負担のかかる体の使い方であると言えます。

そのようなことを考慮して、当院では腰の過緊張に対する施術と股関節の動作改善を目的としたトレーニングを行いました。

ヒップヒンジが機能的に行えるように

ヒップヒンジは一般の方にも分かりやすく言ってしまえばい「中腰」の姿勢です(ちょっと乱暴ですが)。

この中腰の姿勢も、「どこをどう曲げて、どこがどの位置にあるか」といったことが重要です。

またまた簡単に言いすぎますが、頭・背中・お尻の位置関係がほぼ一定で骨盤が後方に引けている状態がベストです。


【当院の患者さんには音声含め公開しています】

このヒンジの状態を機能的に行うためには、まずはハムストリングを中心とした脚後面の柔軟性と股関節の屈曲可動性が必要になってきます。

残念ながら、私自身、ハムストリングの柔軟性に難があるので頭・背中・お尻の位置関係が完璧ではありませんが、概ね骨盤の前後方向の動きをみていただくと、どんな動きになっているのか、当院で指導を受けた方はお分かりいただけるかと思います。

単純に股関節の屈曲可動性が悪ければ、上体を傾けながら骨盤を後方にシフトさせることは困難で、また、ハムストリングの柔軟性が欠如していれば、上体を傾けた際に骨盤が後傾し、頭・背中・お尻の位置関係を維持することは難しくなります。

野球の動きでヒップヒンジができないと

骨盤を後方にシフトできないということは、ゴロを捕球する際に膝を爪先より前に大きく出す傾向になります。

いろいろなパターンでスクワットをしてもらうとその傾向が強く出ますので、簡易的にチェックできると思います。

また、ハムストリングが硬く骨盤が後傾してしまうと、捕球時に腰椎から曲げていく状況になります。

その場合、単純に腰に負担がかかるだけでなく、そこから送球に移行する際に無駄な労力が必要になります(=疲れやすい)。

野球の技術的にもよろしくないですし、身体のことも考慮するとヒップヒンジはきちんとできるようにしておきたいところです。

今回の患者さんの場合は、ヒップヒンジができないことで腰の疲労がたまり、最初はゴロの補給時だけだったのにその他の野球の動作でも痛みが出てきてしまったものと考えられます。

一度の治療で完治する腰痛であれば別ですが、今回のように何度も繰り返す・もう数か月以上続いているのであれば、別なアプローチが必要になってきます。

県内でこのような動作介入するアプローチをしているのは今のところ当院だけです。

繰り返す・長い間悩まされている症状でお困りの場合は、一度、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。

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