SFMAセミナーを受講してきました。

宇都宮市JR岡本駅近くで根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。症状の緩和はもちろん、可動域向上・強化・動作改善により「症状が出る前より強い身体」を作ることを目指します。

 

先日、SFMAセミナーに参加してきました。

SFMAとは

selective functional movement assessment の略。

動作をみてどういった機能障害があるのか(関節なのか?筋肉なのか?運動制御の問題なのか?前庭の障害なのか?など)を判別するための評価方法を学ぶセミナーでした。

その人の今ある痛みや症状(結果)は、何が【原因】で起こっているのか?を見極めるための理論と考えるとイメージしやすいでしょうか?

もともとアメリカから入ってきた理論なのですが、セミナー冒頭で講師の先生が「障害の8割はなんらかの動作不良が原因です。急性外傷でも動作不良がリスクになります。日本のコメディカル(医療従事者)でその辺を理解している人は少ない。」と仰っていました。

治療家歴15年の見解としても「結局は動作改善しなければ根本解決には至らない」と思っていましたので、まさに自分が求めていた内容でありました。

以前から取り入れていた理論ではありましたが、正規のセミナーに参加すると改めて新たな気付きに出会うことができました。

ただ1日8時間×2日間でテキスト200ページ分のボリュームはかなりきつかった笑。もう少し若ければ何てことないのでしょうけど、この辺で年齢を感じました。

細かい検査の仕方などの内容の話を書いてもアレなので、概論的な内容にとどめておきます。

痛みと他の部位の関連性

身体の一部分の障害が他の部位の痛みや機能障害と関連しているという研究は数多くあります。

良く言われるのが、腰痛と股関節の機能障害や首痛と胸椎(背骨)の機能障害の関連性。

このように身体の各部位は互いに依存しているところがあるので、そこ自体に痛みがなかったとしても機能障害があったりするので痛いところだけを治療していても根本改善には至らないということがお分かりいただけると思います。

もう少し詳しく言うと、身体にはモビリティ(動いてほしい部分)とスタビリティ(安定していてほしい部分)が以下のように交互に存在しています。

足部⇒スタビリティ

足首⇒モビリティ

膝⇒スタビリティ

股関節⇒モビリティ

腰・骨盤⇒スタビリティ

胸椎(胸郭)⇒モビリティ

頸椎⇒スタビリティ

OA(頭と首の骨の関節)⇒モビリティ

肩甲帯⇒スタビリティ

肩⇒モビリティ

肘⇒スタビリティ

手首⇒モビリティ

手部⇒スタビリティ

こんな感じで動いてほしいところと安定していてほしいところが交互に配置されているのですが、動いてほしいところの動きが悪ければ本来、安定していないといけないところを動かすようになってしまったり、安定していてほしいところの安定性が悪ければ動いてほしいところに無駄な負担がかかったりしてしまいます。

そのようなケースでSFMAの理論を使うことによって、どんな施術をするべきなのか?どんなコレクティブ(修正)エクササイズをすべきなのか?をきちんと鑑別することができます。

当院でも「股関節の動きが悪いと腰に負担かかりますよ?」とか「足首の動きが悪いと膝痛めますよ?」などと説明させていただくことも少なくありませんが、こういった背景があるために痛めてしまうことがほとんどです。

可動域を改善させるだけでは根本改善には至らない

そして、股関節の動きが悪いからといって治療で股関節の動きを良くするだけでも根本改善までは届きません。

股関節が動かない状態で動くことを覚えてしまった脳のデータを正しい動作に書き直してあげなければなりません。

トレスで行っているパーソナルトレーニングはそのためのコレクティブエクササイズなのです。

当院にいらしてもゴリゴリのマッチョにはなりません。

当院は機能的な体を作り、ケガする前より強い身体に変える【コンディショニングオフィス】です。