背中を反らせる能力の重要性が肩の痛みに関係する

宇都宮市JR岡本駅近くで根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。症状の緩和はもちろん、可動域向上・強化・動作改善により「症状が出る前より強い身体」を作ることを目指します。

 

若さ=柔らかい、というわけではない

最初に施術に入るにあたり、最近の若者たちの柔軟性の欠如にはいつも悩まされます。

どんなに良いトレーニングメニューを提示されてそれを実践したとしても、モビリティ(可動性)に問題がある場合にはそのトレーニングが良い効果をもたらすことはまずありません。断言します。

そんなことも考慮して当院では治療方針の一番初めに「可動域向上」を掲げています。

背中を反らせるとは?

今回はオーバーヘッドで行う競技(野球の投球動作、バレーボールやラケット競技のスパイクやサーブなど)における「背中を反らせる可動域の重要性」についてご提案させていただきます。

パフォーマンスアップだけでなくケガの予防としても知っておいた方が良い内容です。

一番わかりやすいように写真を撮っておきました。皆さんも同じように実践していただけると体感しやすいと思います。


まず左は背中を反らしていないで(猫背で)投球動作、特にAcceleration phase(加速期)と呼ばれる肩関節の外旋が強く出るところを簡易的に再現したところです。

一方で右の写真は背中とくに胸椎を反らせることを意識してAcceleration phaseを簡易的に再現したところです。

見ての通り、どちらが良さそうかは一目瞭然だと思います。

実際にやっていただくと分かると思いますが肩にかかるストレスも左のようにやった方が特に感じているのではないでしょうか?

このように左側のように投球動作などをおこなおうとすると肩に無駄なストレスがかかります。しかも加速期であるにもかかわらず十分加速しないので強いボールを投げることもできません。

要約すると「球も行かなければ、肩も痛くなります」。

なぜ反らせなくなるのか?

とくに最近の小中学生・高校生は携帯ゲームやスマホを見る時間が長く、姿勢不良に陥っている子が多いと感じます。

常に猫背のように背中を丸めた状態でいるために、反対の動きである「反らせる」ということができなくなってしまっているわけです。

これでは呼吸も浅くなり、良いパフォーマンスも発揮できなければ故障のリスクも高まります。

丸くなった背中は当院での施術とパーソナルトレーニングやエクササイズで動くようになりますし、一時的に改善することはできます。

ただし、「姿勢」に関しては一時的ではなく根本的に改善させるためには日頃の意識も非常に重要になります。

 

「いやいや、私ボール投げたりしないし笑」と思っているアナタ。

ボールを投げたりしないのに、たとえば棚の上にあるものを取ろうとして肩や腰に痛みや違和感を感じたことがありませんか?

動作をみていけば、その辺も関連性があったりします。

最後に

「結局のところ、自分自身では何をしたら良いのか?」

一般の方がその判断をするのはなかなか難しい事と思います。

当院ではそこを含めた根本的によくなるための情報を来院された患者様にシェアさせていただいております。

動作・動きを変えなければ、今悩んでいる症状は根本的に何も変わりません。

今、受けている治療や施術で「根本的に変わっていない感じがする」とご不満をお持ちなアナタ。

当院にご相談いただければきっと違う結果が見えてきます。

 


【5月の休診予定】

・毎週水曜定休日

・19日(金)~21日(日)FMSセミナー参加のため休診

・23日(火)経営セミナー参加のため休診