ナイキズームフライで走ってみた

前脛骨筋腱部分に切れ込みが。
風車ロゴが隠れてます

宇都宮JR岡本駅近くで【可動域向上・動作改善・強化】による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

ランナーさんの間で話題の「ナイキ・ズームフライ」をゲットし、走ってみたのでその感想を。

発売初日で売り切れたランニングシューズです。

購入を検討しているランナーさんの参考になればと思います。

カートに入れるのも大変だった(カミさん談)

「フルマラソンで2時間切り」を大々的にコマーシャルしていたナイキさん。

そのテクノロジーを投入して作られたのがズームフライ。

私がどうこう言うよりもこちらをチェック⇒http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/running/fast

残念ながらスペック的にサブ3は無理なのでヴェイパーフライじゃない方を狙い買いました(正確には遅めの誕生日祝いとして買ってもらいました)。

どうやら即完売だったらしく、ネット注文してくれたカミさんによると、なかなか購入手続きまで進めなかったとのこと。

発売日の翌日、無事に自宅に届いたので早速走ってきました(開封の儀とかはないです笑)。

前に進む感じはする

まずは私のスペックから。

175センチ65キロ股下79センチ足のサイズは27センチの至って平均サイズ。

普段のランニングペースは4分半~5分の間で、3キロのペース走をする場合にはキロ3分半~4分ペースで走ります。普段履いているのは同じナイキのルナスパイダーR6。

では早速。

開封後、足を通し歩いてみました。

着地して前足部に体重移動していくと母指球あたりから一気に前方に加速する感じがあります。

ただ、これは歩いた時の感覚で、走った場合にはちょっと感じが違いました。

正直、ヒールストライク気味に走る方だと前方への加速の恩恵が受けにくいのかな?といった印象(フルマラソンをサブ3.5の人向けだから仕方ないか?)。

フラットよりも、ややフォアフット気味に接地すると蹴り出しがスムーズで勝手に前に進む感覚が得られました。

ただ、フォアフット気味に接地すると硬くない?

歩いた感じはソールのクッションがあって柔らかいです(個人的にはフニャフニャする感じでちょっと苦手)。

ただ、ランニング時にフォアフット気味の接地にすると小指球から母指球にかけて硬く感じました。

カーボンナイロンプレートが入っているからなのか?と思いますが。

その硬さは痛いまではいかないけど、個人的にはちょっと気になる感じです。

前への推進力の代償と考えれば割り切れるか?

ダッシュには向かない?

いつもランニングではペース走から200mや300mの流しやシャトルランなどもするのですが、とくにダッシュ系をすると「なんか違うんだよな」感。

新品ってこともあってか、ダッシュすると中で滑って爪が死にました(苦笑。ルナスパイダーでは新品でも大丈夫だったんだけど。

そもそもマラソン用シューズなのでそこまで求めるのは酷なのかもしれませんが、普段履いているルナスパイダーはダッシュも行ける優等生だと思っています(ソールが薄くでも大丈夫な人にはおススメ)。

ただ、劇的にルナスパイダーより良かったのが、バウンディングをした時。

柔らかいソールのせいか足の負担も少なく、かつ前方に進む感じが強く、いつも20歩の距離が19歩ちょいくらいになりました。

5本やったけど脚の張りもそんなに出なくて、これにはビックリ。

立場上、シューズの履き分けはおススメしてないけど

足病学をかじった治療家の立場から言わせてもらうと、メニューによってシューズを履きかえるのはおススメしていませんが、万が一、自分が履き替えるとなったら。

ズームフライはとりあえず一定ペースで走る時(途中で我慢できずにバウンディングしてもよし笑)。

ルナスパイダーは10キロくらいを速いペースで走る時やダッシュ系のメニューをしたい時。

といったところでしょうか。

ただ、シューズのキャラクターが違いすぎるため、本来なら履き分けはしないほうが良いと思います(履き分けちゃうと走り方ゴチャゴチャになりそう)。

個人的な感想としては、ハーフ以上の長距離がメインの方ならズームフライ、10キロ未満のスピード系がメインの方ならルナスパイダーかな?と勝手に思っています。

なんにしても、今後ズームフライを買うなら、ズームフライ1足で走った方が良いかもしれませんね。