体幹トレーニングと同じくらい大事なこと

宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

皆さんがネットなどの情報に惑わされないように大事なことをお伝えることができるように研鑽を積んでいきたいと思います。

昨今のSNSやネットを見ていると、どうしても奇抜でキャッチーなものが流行りやすく、患者さんにも質問されることが少なくありませんが、原理原則は知っておいた方が幸せになれます。

体幹トレーニングは大切。だけど。

先日、ご相談いただいた件。

かれこれ1年くらい足首の調子が悪く、医療機関を転々としていた方。

しゃがんで作業することが多く、痛くなったり痛くなかったりを繰り返し、最近では頻繁に腫れが出てしまう状況。

病院の検査では、骨や靱帯には異常がないということで最初のうちは患部の治療をしてもらっていたが、最近は体幹トレーニングの指導だけ受けていた、とのこと。

当院に来院されたときに確認したところ、土踏まずが落ちていわゆる偏平足のようになっている状態。

爪先を持ち上げるような足首の可動性を確認しても、プロネーションと言われる土踏まず側がつぶれるように上がってしまう傾向。

足指も自由に動かすことができずに、足部の機能異常が想像できました。

当院の施術としては足首にある舟状骨と立方骨という部分の位置が矯正されるような施術と足指の機能を戻すようなトレーニングを処方させていただきました。

また、足の機能が戻るまでは土踏まずを持ち上げるようなタイプのインソールの購入を勧め、スポーツショップで入手してもらいました。

プロネーション自体はすぐに治ることはなく、まだ見た目は偏平足気味ではあるものの、1か月半くらい経過したところから痛みを訴えることがなくなり、経過観察に至りました。

体幹を鍛えておけば何とかなりそうな風潮もよく見受けられますが、スクワットなどでしっかり負荷をかけることで体幹の筋肉も同時に発動されます。

フリーウエイトでのスクワットはもちろん、スミスマシンを使ったスクワットでも体幹の筋力の発動は起こると言われています

私も体幹という言葉が流行っていたころは体幹トレーニングを重視していましたが、最近では足部の状態を良好にして、スクワットなどで足腰にしっかり負荷をかけるトレーニングを行い、必要に応じて体幹トレーニングを補助的に行う、という考え方に行きついています。

まとめ

人間が二足歩行で生活しているうえで地面と接しているのはどこでしょう?

足です。

もちろん体幹の強さは大切です。が、地面に接している足部の状況が良好でないと、せっかく鍛えた体幹も発動してくれません。

日常生活やスポーツのほとんどは足が地面や機材に接地した状態で行われます。

シンプルにスクワットがしっかりできる足腰、体幹があれば理想的です。スクワットは決して下半身だけのトレーニングではありません。

体の機能に問題がある場合、ある部分だけ鍛えればよいということはありません。

何から始めればよいか分からない方は、まずはシンプルにスクワットから始めても良いかもしれません。

患部の治療だけでなく、正しいスクワットの指導も当院にお任せください。