宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とアスレチックリハビリテーション・パーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
今回は慢性腰痛の人はお尻の筋肉が弱っているよ、という文献の紹介です。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26006705/
我々、治療業界の人間であれば腰痛とお尻の筋力の関係性は切っても切れない部分ではありますが、文献内では大腿筋膜張筋・中殿筋・大殿筋という股関節外転筋(開脚方向に動かす筋肉)の筋力テストやトレンデレンブルグ徴候といわれる特徴的な症状の有無を調べたものになります。
結果として、腰痛を抱えている人は、中殿筋の筋力が弱い、腰痛無しの人よりもトレンデレンブルグ徴候が見られやすい、お尻・大転子(お尻の外の出っ張った骨)・背骨に沿った圧痛が強い、という結果になっています。
ここでは書かれていませんが、中殿筋の筋力低下により腰痛が発生したのか、それとも腰痛があると中殿筋が弱まるのかの判断はする必要がありますが、弱くなっている事実は変わらないので強化するトレーニングは必要になってきます。
結論として、お尻や背骨に沿った痛みに関しては施術で対応できるとしても、筋力強化は施術でなくトレーニングが必要になってきます。
ここが当院で「ベッドの上だけで根本改善するのは難しい」と謳っている理由です。
病院や治療院で施術を受けていても良くならない場合には、別のアプローチが必要なのかもしれません。
動作改善と強化において当院の得意分野でありますので、お困りの際にはご相談ください。
