鍼灸接骨院トレスのブログ

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暑さ対策は慎重に

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2018年07月25日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

先日のセミナーでお世話になったリンタラさんも「ジャパンの暑さはクレイジーだぜ」と言っていました(はい、盛りました)。

今年の宇都宮の暑さは異常。7月いっぱいは暑いらしい。

という患者さんとの会話が日常となっている最近ですが、休みの日にクーラーの効いた部屋でダラダラ過ごすトレスの主人は無し、ということで鞭打ってサイクリングまたはランニングをしています。

普段クーラーの効いたトレスで1日のほとんどを過ごしていますので、モチのロンで暑熱馴化はしていないのですが、先日、東京オリンピックのマラソンのスタートが7時に変更となったというニュースを見て、最もつらいであろう35キロ過ぎの時間帯を想定して試しに走ってみたのです。

予想最高気温36度 午前8:30

結論から言うと、暑熱馴化していない身体ではキロ6分で10キロ走るのがやっと。

無理すればペースを上げられたのかもしれないが、無理するメリットがないので自重。

涼しい気候であれば45分程度で帰ってこれるルートも給水時間を含め1時間強かかってしまいました。

こんな高温多湿の環境下でも高校球児は地区予選を戦っており、自分も昔はやっていたことを考えると、いかに暑熱馴化が大切か身に染みました。

この時期のサイクリングも辛いけど、ランニングはもっとつらいし危険だと感じた休日でした。

暑熱馴化の重要性

暑熱馴化とは読んで字の如く、暑さに慣れることを言いますが、暑さに慣れていない身体で急に運動すれば、熱中症になるリスクも上がります。

ある研究では43℃の環境下で90分間のトレーニングを8日間継続した時に、汗の量が増えたがナトリウムなどのミネラルの流出が少なくなったという発表もあります。(通常は汗を多くかくとナトリウムなどは汗と一緒に出てしまうが、暑熱馴化によって汗腺で再吸収されるようになるため)

熱中症予防にナトリウムを摂取することが進められていますが、暑熱馴化の重要性は何を意味するかと言うと、熱中症予防になるということです。

また、この状況で2~3週間トレーニングすると赤血球が増えて最大酸素摂取量が増加するということも分かっており、持久系のスポーツをするうえでキーとなるポイントでもあります。

というものの、こんなに暑いとスポーツするのも容易ではありませんし、もちろんすべての人が運動をしなければ暑熱馴化しないというわけでもありません。

例えば、最高気温32℃以上の環境で10日間程度、日常生活をおこなうだけでも暑熱馴化において一定の効果が得られるとも言われていますので、1日中クーラーの効いた環境にいるのではなく、多少の暑さは体感しておいた方が良いということです。

まとめ

全体に無理は禁物。

暑さに慣れるには一定期間を要するため、そこまでの期間は無理はしない。

普段の生活で1日中クーラーの効いた部屋で仕事をしている人などは、身体に負担のかからないように注意しながら暑さに慣らしていきましょう。

基本的に「自分は暑熱馴化していない」と考えるくらいでちょうど良い。(←これ大事)

DNSセミナーを受講して改めて考えさせられたこと

ブログ , 施術について
2018年07月20日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

先日、東京・新宿にてDNSセミナーを受講してきました。

人間が本来持っているはずの機能を発揮するために必要な発達運動学の科学的原理原則を勉強してきました。

子供のころにできたことが大人になって出来なくなっていることって、たくさんあります。

それは普段の日常生活で、どうしても偏りが出てきてしまうからに他ならないのですが、本来持っているはずのものなので、出来なくなってしまうことでいろいろな弊害が出てきてしまいます。

それらのことを再確認できたとともに、より一層、動作改善の大切さが身に染みた2日間でした。

患部の治療だけではもう意味がない

我々、治療家の仕事と言えばケガをしたり痛みがある症状に施術することが一般的ですが、そもそもケガをするメカニズムを知っておく必要があります。

多くは筋肉や骨・関節に症状として出てくるものですが、その過程では脳からの指令に何らかの異常が起こることがほとんどです。

突き指などの急性外傷などは脳の情報がどうこうは別として、治療院に来院される急性外傷以外の方のほとんどは、このことが関与していると言っても過言ではありません。

もっと簡単に言えば、姿勢不良や使いすぎて痛くなったのであれば、痛くなった部分単体が原因ではありません。

そもそも筋肉が硬くなるメカニズムも、筋肉単体が硬くなることはほとんどなく、アライメントの問題であったり、筋肉の固定点が安定しないことが原因です。

そしてアライメントや固定点の異常も脳からの情報により左右されます。

要するに、必要なのは患部への施術だけでなく【脳の情報を書き換える】必要があるということ。

それは単にマッサージを受けたり、ボキボキ矯正されたりするだけではおこなわれないため、個別に脳の情報を書き換えるアプローチ(当院でも行うコレクティブエクササイズもこれに該当)が必要です。

マッサージや鍼灸、物理療法はあくまで症状改善の補助

極端に言えばマッサージをしなくても動作改善の介入をおこなえば理論上は症状が治まる可能性はある、とも言えますが、当院ではマッサージをしながら手で患者さんの身体の状態を確認してどのようなトレーニングを処方するか、または予定していたトレーニングを変更するか決めているため、マッサージや鍼灸、物理療法も行います。

ただし、マッサージなどで強く揉んだりすることはありません。

あくまで施術をする目的は、マッサージや鍼灸で筋肉の緊張を変えてあげてから関節のアライメントを整えて、トレーニングで固定点を作って安定化を図ることが目的で、そこまでできて初めて根本的な問題が解決し始めるからです。

また、強いマッサージは一見して筋肉が緩んだ感覚になりますが、実際には神経の反応を一時的に鈍くして筋肉に力が入らなくなっているだけで、根本的な変化を求めるなら適切ではありませんし、その後の処方されるトレーニングにも良い影響はありません。

そこそこ鍛えていますので、強く揉もうとすればいくらでも強く揉むことはできますが、あくまで根本改善を目指したサービスを提供していますので、マッサージでの強い刺激をご希望の方にとっては当院はミスマッチです。

一時的に意味のある筋肉のゆるみが欲しいなら、効果のある物理療法(ラジオ波や高周波治療器など)でもよいでしょう。

ただし、立派な物理療法を施しても、筋肉の固定点が安定しないとすぐに硬くなってしまうということに変わりはありませんが…。

患者さん自身がどうなりたいのか?が重要

当院は施術とトレーニングによって症状を改善させることを目的としているため、「癒し」を求めて来院される方の期待には答えられないかもしれません。

癒しを与える施術も出来ないことはありませんが、私自身、「他で出来ることは他でやってもらう」という考えです。

ケガをしてとりあえず治療してほしいなら保険の使える整形外科で診てもらうのがベストです。

癒しが欲しいなら、癒しを前面に押し出しているサロンに行くのがベストです。

当院が提供しているのは「症状の根本改善のための施術とトレーニング」であり、これに関してはまだ県内の他の治療院ではできないことにチャレンジしていると自負しています。

どこにいっても治らない・長期間悩まされている・繰り返し同じ症状に悩まされているのであれば、当院に一度ご相談ください。

加齢による膝の痛みにはエアロバイクやサイクリング、スクワットを

施術について , 症例報告 , 膝痛
2018年07月15日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

年齢とともに擦り減ってしまう膝の軟骨や半月板。

膝が痛くて病院に行くと先生に「年だから仕方ない」と言われ、憤って来院される方もいらっしゃいます。

不平や不満を愚痴ってもらってそれを聞くのも我々の仕事ですので全然構いませんが、経験上、愚痴からは何も生まれないので何をすべきか前向きに考えましょう笑。

ということで、膝の調子が悪くてウォーキングを始める方が多くいらっしゃいますが、場合によってはエアロバイクやサイクリング、または軽いスクワットの方が良いですよ?ということをご紹介したいと思います。

多くの女性が悩まされる膝の痛み

一般的に年齢的な膝の痛みは女性に多いと言われています。

学生時代に変形性膝関節症の7割~8割は女性に起こる、と教わった記憶があります。

なんでも閉経後のホルモンの関係で起こりやすいため、女性に多いんだとか。

でも、実際のところ7割8割の女性に起こると言われていても、症状として現れない人もカウントされているので、人によっては酷い変形を起こして痛んだりする人もいれば、検査すると変形が疑われるけど見た感じ変形していないし痛くもない、と言う人もいるのが実際です。(見た目変形しているけど痛くない、という猛者もいらっしゃいますが)

症状として出る出ないに関わらず、女性にとって弱い部分であることに変わりないので、日頃から対策をしておきたいところです。

実際のところ、何の運動が良いの?

症状が出ていない人や、比較的症状の軽い人はウォーキングしていただくのがベストかと思います。

基本的に当院の指導は「歩けるなら歩け」というスタンスですので、地面からの衝撃に耐えられるのであれば、その刺激は骨も丈夫にしますので、膝以外の部分に良い影響をもたらす可能性があり歩くのがベストです(閉経後の骨粗しょう症対策にも)。

上記ような方は、基本的に治療にいらっしゃることは少ないので、予防として、日頃の運動として取り入れていただくと良いかと思います。

一方で、治療を受けにくる変形や痛みがひどく歩くことが辛い、と言う方に対しては積極的なウォーキングは勧めていません(症状が良くなってから歩けばよい、という考えのもと)。

そのような方にはエアロバイクをお勧めします。

変形が酷い方の場合、ペダルの下死点(時計で言う6時の部分)になると膝が伸びきらずに痛みを感じる、と言う方もいらっしゃいますが、その場合はサドルを低く下げてもらっています。

スポーツとしてのサイクリングであればサドルを上げて上体を前傾してお尻の筋肉を使って…、と言ってしまいがちですが、ここではあくまで膝のリハビリ・トレーニングとしての内容なので痛くないところまで下げてもらっています。

また、軽いスクワットもお勧めです。

ただし、スクワットの場合も股関節の動きを伴った正しい方法を取らないと逆に膝に負担がかかりますので注意が必要です。

当院で膝のトレーニングとしてスクワットをやっていただく場合、スクワットの動作を正しく行えるようなトレーニングを先に処方してからスクワットの指導に入ります。(スクワットトレーニングをするためのトレーニングが必要)

また、最近導入したMCC(マルチカフケア)という加圧してトレーニングを行う器具を使ってスクワットすることで、より効率的に早く筋力を戻していく事が可能になりました。

こちらも当院の患者さんにはチャレンジしてもらっていますので、お悩みの方はご相談ください。

動かすことの重要性

軟骨や半月板自体、血流が乏しい部分ではあります。

それゆえ、一度損傷してしまうと再生しないとか、治りにくいとも言われています。

再生医療が進歩すればそれすら解決してしまうと予想されていますが、いつ使えるか分からないそれを待っているだけではよろしくないので、まずは動かすことを念頭に考えておきたいところです。

動かす重要性は、関節内部の構造にはスポンジの様のものがあり、そこから潤滑油のような物質が出てくることにあります。

水を染み込ませたスポンジを思い浮かべてもらえれば理解しやすいと思いますが、スポンジを絞れば水がジュワっと出てきますね?

関節も一緒で動かすことで潤滑油がジュワっと出てきます。

動き始めだけ痛かったり違和感を感じる場合には、動かしたことで潤滑油が回り滑らかに動くようになることで症状が軽減するといったメカニズムが起きています。

機械も壊れないように適度に油を注すように、関節に油が回って滑らかに動いていれば摩擦が起きにくく壊れにくくなります。

そんなことから適度に動かすことが重要であり、その時の状況に合わせた最善の負荷をかける必要があります。

リハビリとしてスクワットを取り入れたいならご相談を

エアロバイクはジムに行くか、自宅に設置しなければできませんので、スクワットで何とかしたい方もいらっしゃると思います。

日頃から知識を持って筋トレをしている人でない限り、正しくスクワットができる人はそうそういません。

多くは膝に負担をかけるやり方であったり、どこに効いているのか分からないやりかたであったり。

良く言われる「爪先より膝が前に出ないように」というものも、なぜそうなのか?膝を前に出さないとしゃがめない?膝は前に出てないけど何かおかしい?といった疑問や問題も出てくると思います。

その辺の問題を解決するためにも「スクワットトレーニングするためのトレーニング」が必要であったりしますので、自己流で間違った負荷をかけて悪化させてしまう前にご相談いただければと思います。

 

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