宇都宮市JR岡本駅近くで症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
可動域向上・強化・動作改善によりアナタの身体を「症状が出る前より強い身体」に変えます。
本日は背中の痛みの対処法について。
特に姿勢が悪いアナタ。ぜひ、最後までお読みください。
姿勢不良と背中の痛みの関係性は言うまでもない
姿勢不良の代表的なものとして「猫背」が挙げられます。
最近では「猫背専門」の治療院や小規模ジムが出来てきていますね。(宇都宮では特化しているところは見かけないけど)
いわゆる猫背になることで、頭の位置が通常の重心位置から逸脱します。
多くの場合、重心線より頭が前に移動しますので、その頭を支えるために身体のうしろ側の部分、とくに背中の筋肉で常に引っ張った状態になります。
また、猫背の状態だと胸椎をはじめとする背骨の後弯が強くなることによって、背中の筋肉が引き伸ばされた状態になります。
背骨の後弯増による筋肉の伸張+頭を支えるのに常に引っ張っていることによって背中の筋肉は疲労します。
背中の筋肉が疲労することによって起こりうること
過度の疲労は筋肉を硬くすることはイメージしやすいかと思います。
筋肉が硬くなれば、その状態から十分に伸ばすことができなくなる、ということもイメージできるかと思います。
その状態になって起こりうるひとつは「頭痛」です。
背中の筋肉は頭を支える(=頭に付着している)ことから、筋肉の付着部から出てくる神経を圧迫して頭痛を起こすこともあります。肩こりがひどくて頭痛がするのも似ている現象ですね。
スポーツに関することで言えば、背中の筋肉が硬くなることで胸郭の動きを悪くする恐れがあります。
胸郭の動きが悪くなる=十分な呼吸ができない⇒パフォーマンス低下、といったことも考えられます。
その他にもさまざまな問題が引き起こされる恐れがありますが、姿勢不良ひとつでも他の場所に悪い影響を及ぼすことが多くあります。
背中の痛みや硬さに対する対処法
セルフで出来ることであれば、ストレッチポールやグリッドローラー、マッサージロールなどでリリースするのも有効です。
その他、ストレッチとしてはキャットドッグと呼ばれるものや胸椎回旋系のストレッチなども有効です。(これらも必要な方には初回施術のときに指導させていただいております)
また、硬さの原因以外に神経―筋系の問題がある場合には、それに対応したコレクティブエクササイズをおこない、正しく動かせるように再学習する必要も出てきます。(というか、ほとんどの場合ここまでやらないと姿勢不良も改善しません)
当院での施術ではエクササイズによる動作改善までカバーしていますので、マッサージしてもらってもなおらないような場合にはぜひご相談ください。
最後に
当院に来院される方のほとんどが何かしら運動をされている方ですので、運動をしているからこそ特に「背中の硬さと呼吸」には注意を払っていただきたいと思っています。
きちんと呼吸ができないと、パフォーマンスが上がらないだけでなく、体内で物質の交換ができず疲労しやすく(=ケガしやすい)なってしまいます。
また、よい姿勢を意識することも大切ですが、そもそもアナタの身体がちゃんと動かせる状態になっていないと、意識しても正しくできない場合もあります。そんな場合には我々、治療家が介入する必要があります。
ぜひ、頼ってください。