鍼灸接骨院トレスのブログ

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【新メニュー】ランニングクリニックがスタートしました

ランニング障害 , 施術について
2025年02月6日

宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

2月6日より、新メニューとしてランニングクリニックをスタートさせる運びとなりました。

以下、詳細です。

対象

・怪我や痛みを繰り返しているランナーの方
・初中級者でフォーム固めが必要な方
・ランニングフォームの課題を把握したい方

内容

①ランニングクリニック   約50分 6,600円
ランニングフォーム分析+フォーム改善のためのトレーニング処方

②ランニングクリニックplusケア   約80分 9,900円
ランニングフォーム分析+治療+フォーム改善のためのトレーニング処方
※こちらは治療が必要な方向けとなります。治療が必要ない場合にはスポーツマッサージによるケアに変更も可能です。

③フォーム分析のみ   25~30分 4,400円
治療が必要なく、ご自身で補強トレーニング等の知識をお持ちの方向けとなります。とりあえずフォームだけ確認したい方もOK。

方法

①デバイスを装着した状態で撮影をしながらトレッドミルで15分ほど走っていただきます。フォームの可視化とランニング効率の数値化がおこなえます。

②分析結果に基づいた動作改善トレーニングをおこないます。(自宅でもトレーニングできるように希望される方には動画をお送りします)

③自宅でのトレーニング継続後、再度フォーム評価を行い、変化を確認します(4~6週間後がベスト)。

※plusケアの方には①の後に治療やケアを適宜行います。※走れないレベルの痛みがある場合には根本改善治療をお勧めします。

備考

・シューズは普段使用しているものを使います。(泥などを落としておいてください)
・数値化の正確性を考慮すると厚底シューズでない方が好ましいです。なるべく厚底シューズ以外のシューズをお持ちください。
・準備運動は各自行っていただきます。
・ご予約は☎028-666-8074または✉info@utsunomiya-tres.comまで。

提供する目的等

ランニングは比較的負荷の低い運動と言われていますが、疲労が蓄積すればケガに繋がります。そして、効率の悪いフォームで走っていれば蓄積も早く、あっという間にケガしてしまいます。

当院で行うランニングクリニックの一番の目的は『効率の良いランニングフォームを習得しケガを予防すること』です。

どんなに最先端の設備で、どんなに優秀なコーチが指導してくれたとしても、月間走行距離が50キロの人がフルマラソンをサブ3で走ったり、ウルトラマラソンを完走できるようになるのは難しい、ということはランナーさんであれば想像に難しくないでしょう。

速く走れる、長く走れるようになるためにはフィジカルの強化と相応の走行距離が必要となります。そして、生涯スポーツとしてランニングを楽しむためにもケガは予防しなければなりません。

当院の目的はあくまでも「ケガの予防」であり、フォームを改善しただけで速く、長く走れるほどランニングは単純なものではありませんが、効率よいフォームはケガの予防につながり、練習量が増えてもケガしにくく、結果的に速く走れるようになったり、長い距離を走れるようになるかもしれません。

そして生涯スポーツとして長く楽しむためには効率の良いランニングフォームは必須です。

私自身もランニングと自転車を趣味として現在に至るまでレースなどにも出てきました。また、20年以上の治療家人生の中で、ランニング障害で悩む多くの方と対峙してきました。

これまでの経験と根拠に基づき、治療家目線でランニングを楽しむ方々のケア・強化・フォーム改善をお手伝いします。

 

猫背対策で鍛えるべき筋肉はコレ!

ブログ , 施術について , 脊柱管狭窄症 , 腰椎椎間板ヘルニア , 腰痛
2025年01月31日

宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

今回は猫背対策についての文献の紹介↓。

Relationship of spinal alignment with muscular volume and fat infiltration of lumbar trunk muscles

・多裂筋は骨盤の傾斜、腰椎前弯の度合い、C2骨盤角と関係

・脊柱起立筋はC2骨盤角と関係

・大腰筋は胸椎後弯、胸腰椎アライメント、矢状垂直軸、T1S1 の長さと関係

これらの筋量が低下すると関係性に影響して、いわゆる猫背になるとのことです。

要は、これらの筋肉を鍛えることが必要であるということ。

高齢者等の加齢に伴う骨密度の変化など、器質的な問題に対しては別のアプローチも必要になるかもしれませんが、進行を遅らせる意味合いでも重要になるかと思います。

また、我々の業界で「姿勢改善」や「猫背改善」などを謳い文句に集客している整体院や治療院ではどれだけ運動指導をしているでしょうか?

一時的な改善であれば施術だけで対応できるかもしれませんが、根本改善を目指す場合にはやはり筋力強化が不可欠です。

ベッドの上だけでは残念ながら根本的な対策になりません。

当院が腰痛に対して筋トレをさせる理由

トレーニング , 施術について
2025年01月20日

宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

今回は慢性腰痛に対する筋トレの効果について紹介している文献の紹介↓

Posterior-Chain Resistance Training Compared to General Exercise and Walking Programmes for the Treatment of Chronic Low Back Pain in the General Population: A Systematic Review and Meta-Analysis

慢性腰痛患者に対して行うスクワット、デッドリフト、レッグプレスのトレーニングは、ウォーキングなどの一般に行われている運動よりも痛み・障害レベル・筋力に効果があったと結果が出ています。

当院でも腰回りのトラブルでお越しの方には、治療と並行してアスリハやトレーニングとして、スクワットやデッドリフトまで出来るように運動指導しています。もちろん、段階を経て。

結果的にそこまでできるようになれば、症状も根本改善していくことがほとんどです。

当院では論文を参考にすることも多く、基本的に根拠のある治療を選択しています。

残念ながら、ベッドの上だけでは根本的な改善には至りません。

当院が治療と並行してトレーニング指導する理由がここにあります。

 

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