腰が痛いけど、お酒は飲んでいいのか

宇都宮市JR岡本駅5分のところで可動域向上・動作改善・強化による根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

もうすぐお盆休みということで、帰省先でお酒を飲む機会が多い方もいらっしゃるかと思います。

そんな方で、現在、腰の痛み(ヘルニア・坐骨神経痛含む)を抱えている方に知っておいてほしい、お酒を飲む際の注意点などをご紹介します。

飲酒した際に起こる体への影響

・脱水

・タンパク合成低下

・浮腫(むくみ)の増加

・免疫機能低下

・筋肉へのダメージ増加

などが挙げられます。

適量は薬になるとも言われますが、とくにどこかを痛めている場合や運動後に飲酒する際には注意が必要です。

脱水すると…

某スポーツ飲料のCMでお馴染みの「身体から〇%の水分が奪われるとパフォーマンスが低下する」なんてことがそのまま起こります。

また、飲みすぎるとアルコールによる利尿作用が起こって体内に水分が貯蓄できない状態になります。

「風呂上がりの水分補給にビールたくさん飲んでます!」なんて元気に仰る方もたま~にいらっしゃいますが、アウトです笑。

当院では筋肉内の水分量について「生肉」と「ジャーキー」を例え話に挙げることが良くありますが、どちらの方が裂けやすいかを考えていただければ、いかに水分量が大切かがお分かりいただけると思います。

タンパク合成の低下

人間の体の中ではタンパク質が作られたり壊されたりを繰り返して新陳代謝が起こっているのですが、「作る」方が低下することで「壊す」方が優位になり、筋肉が減ることも考えられます。(骨で言うと骨粗しょう症も似たメカニズム)

せっかく付けた筋肉を落としてしまえば負担がかかってしまいますね?

浮腫の増加

単純に、飲んだ次の朝って顔がむくんだりしていませんか?

筋肉などにも同様に浮腫が起こっているわけです。

また、運動によって筋肉の微細損傷があると浮腫が起こるので、トレーニング後の飲酒は浮腫+浮腫のダブルパンチでございます。

免疫機能低下

アルコールによって免疫機能をになっている細胞の働きが鈍くなる、なんてこともあるようです。

いろいろ調べてみると、これに関しては飲みすぎた場合かな?なんて思っていますが…。

筋肉へのダメージ増加

上の4つのことから筋肉へもダメージが大きいということがお分かりいただけたかと思います。

ダメージが増加するということは、回復が遅くなる恐れがあります。

当院の患者さんでフルマラソン後に打ち上げで飲みに行く猛者もいらっしゃいますが、「おススメしませんよ?」と私が言っても、その一杯のために頑張ったわけですから聞きはしませんよね…笑?

まとめ

以上の事から、腰が痛いという方も回復が遅れるリスクがあるということは知っておいた方が良いかもしれません。

もちろん、運動する方で次に向けて早く回復させたいなら飲むタイミングを考えなければなりませんね。

ただ…。

この時期のキンキンに冷えたビールは美味い笑。