宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とアスレチックリハビリテーション・パーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
今回は『腰痛に対する横隔膜と体幹の安定性』に関する文献の紹介。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37949564/
以前に【当院で腰痛患者に対して呼吸トレーニングを採用している理由】というブロブを書きましたが、その内容に付随したものとなります。
文献の内容を要約すると、横隔膜は呼吸と姿勢制御の役割がありますが、一般的に行われている体幹トレーニングでは腹横筋と多裂筋の強化がメインになっているので、もう少し横隔膜にもフォーカスした方が良いですよ、という内容になっています。
また、別の文献では横隔膜のトレーニングが腹横筋や多裂筋の厚さにも影響を与える可能性があると結果が出ていますので、一般的な体幹トレーニングだけでなく、呼吸トレーニングもした方が腰痛の改善に関してより良い効果があるということになります。
当院でも腰回りの疾患を抱えた方には、まず呼吸トレーニングから開始することが多くあります。
論文等でも根拠が示されていることですので、今後も当院としましても積極的に施術後のトレーニングの中に入れていきたいと考えています。
「体幹トレーニングをやっているけど腰痛が治らない」などの症状でお困りでしたら、一度当院にご相談ください。
