宇都宮市JR岡本駅近くで可動域向上・動作改善・強化による根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
先日の14・15日と休診を頂いて、東京・八王子にある帝京大学でPRIセミナーを受けてきました。
去年も受講したPRIセミナー。とても有意義なセミナーでした。
PRIは、ここ数年、スポーツの分野を中心に重要視されている「呼吸機能」に関する理論です。
もちろん、運動していなくても呼吸を意識することで今ある症状が改善されることもあります。
きっとアナタも知っておいて損はない理論です。
そもそも人間の身体は左右非対称?
当院に来られる方でも「身体がゆがんでいる」とか「曲がっている」と訴える方も少なくありません。
他の接骨院や治療院で「あ~、ここゆがんでますね。」なんて言われた方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、みんな歪んでいるものです。
人体の構造をご存知の方であれば想像できると思いますが、人間の内臓は左右均等に配置されているわけではありません。
単純に左右で重さも違えば、右にあって左になかったり、左にあって右にないものも複数あります。
心臓はやや左寄りにあり、肺は右に3つ左に2つです。肝臓は右、腸の蜷局(とぐろ)も左右で違います。
人間は、そういう構造的な左右差を絶妙なバランスで無意識に支えているので、左右均等ではない、いわゆるゆがんだ状態であるわけです。
ゆがみ自体は問題か?
先に述べたように、構造上、ゆがみがあるのは仕方ありません。
問題になるのは「ゆがんだ方向にしか身体を動かすことができない」ということです。
大雑把に言えば、左にゆがんでいて左側には動かせるけど、右側に動かそうとすると制限がかかる…みたいな状況です。
これをPRI的に言うと「パターンに嵌った状態」と表現されます。
ゆがむのは仕方ないので、パターンに嵌らず矢状面・前額面・水平面(前後左右みたいな意味)自由に動かせるようにしましょう、というのがここでのアプローチ方法。
ですので、基本的に「ゆがんでいるから矯正をかけてゆがみを取る」という一般の治療院でありがちなアプローチ方法では根本的には何も変わらない、ということは患者さんであるアナタも知っておいた方が良いかもしれません。
次回はPRI的パターンにはまった状態をご紹介しようと思います。
最後に。「味のないガムを噛み続けますか?」
いきなり最近流行っているらしいワードを使いましたが、結局のところ、ゆがんでいるものにアプローチしても根本改善には至りません。
治療院に行くたびにボキボキ矯正されて、その時は良いけどまた時間が経つと同じ症状に悩まされる…。
それって根本的な問題は解決していない、ということに他なりません。
何度も何度も同じ症状で治療院に通って同じ治療を受けて…というのはまさに味なないガムを噛み続けているのと同じだと思いませんか?
もちろん、症状のある場所へのアプローチも必要ですし当院でもアプローチします。
ただ、当院ではそこで終わることはありません。そういった点で他の治療院とは一線を画したアプローチをします。
そろそろガムの味がなくなってきたと感じているアナタ。
宇都宮で唯一根本改善のアプローチができる当院へお越しください。