宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とアスレチックリハビリテーション・パーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
今回紹介する文献は、横隔膜と腸腰筋の筋膜リリースは腰痛にどのような変化が見れれるかを研究した内容になっています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36775506/
結果としては、痛み、腰椎の可動域向上、柔軟性の向上、胸郭の可動性向上が見られたということです。
腸腰筋はデスクワークなどで座りっぱなしになると縮まった状態でロックがかかりやすく、下の図のように猫背の状態だと横隔膜がしっかり動かない状態になるといわれています。(とくにデスクワーク中に呼吸が浅くなっている方は要注意)
また、一説では横隔膜と腸腰筋(大腰筋)は連結しているとも言われているので、どちらかの機能低下が双方に悪影響をもたらすことも考えられます。
そして、前回、前々回で紹介した腰痛とハムストリングの関係性にも影響が出てくる恐れがありますので注意したいところです。
自分でできる対策としては、デスクワーク中の気付いた時に深呼吸をすることや、股関節の前側のストレッチがオススメです。
その他、これらの筋肉が緊張することで別な場所に抑制がかかってしまう(筋肉が上手く動かないイメージ)場合もあるので、その際にはリハビリとしてのエクササイズが必要です。
今回の文献のように横隔膜と腸腰筋へのアプローチで一時的に改善することは可能です。ですが、それらの筋肉が緊張するに至った経緯が何なのか?は考えていきたいところです。
当院では、症状の改善だけでなく、原因が何なのかをプロアスリートも行っている各種検査によって探すのが得意な部分であります。
とくに繰り返す症状でお悩みの場合にはぜひ当院にご相談ください。
