デスクワーク・長距離運転での腰痛になりうる要因

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

今回はデスクワークや長距離運転で長い時間座っていなければならない方に起こりやすい腰痛で、とある問題があると痛くなりやすいというものをご紹介します。

単純に重いものを持つ肉体労働の方とは違って、座り仕事の方の腰痛はジャブのように効いてきます。

今回紹介する症例は当院でも比較的多い傾向にありますので、座り仕事をしている方の参考になれば幸いです。

身体が硬い。どこが硬い?

一概に身体が硬いと言っても、上半身が硬い人や下半身が硬い人またはある部分だけ硬い人など、人それぞれ硬い場所が違ったりします。

今回ご紹介するデスクワークや長距離運転、とくに長時間座った状態を強いられる方にとって注意を要する部分があります。

それは、【脚の後面とくにモモ裏】と【股関節の前側とくに腸腰筋】の硬さ・柔軟性の欠如です。

これらの柔軟性が欠如すると画像のようなことが起こりえます。

【ハンドル握っているテイです】

①モモ裏の筋肉によって骨盤が後傾方向に引っ張られる

②腸腰筋が短縮を起こすことで腰椎を下方に引っ張る

このふたつが起こることで腰の関節や椎間板に負担がかかります。

とくに椎間板で言えば潰れてしまうような負荷がかかってしまいます。

当院に来院される方でデスクワークを主としている方で「腰椎椎間板ヘルニア」と診断を受けてしまった方の多くの場合でこの①と②の所見が確認されます。

デスクワーク腰痛・長距離運転腰痛のセルフチェック

先に述べたように、長時間座った姿勢を強いられる方はモモ裏の柔軟性と股関節の前側の柔軟性をチェックしてみましょう。

①モモ裏の柔軟性

よく「私は前屈で指先が爪先に届くから身体は硬くないです」と仰る方も少なくありませんが、身体を一つのユニットと考えた場合には、よくある体前屈だけのチェックをしても柔軟性を評価できるには至りません。(いまだに学校の体力測定で体前屈するようですが)

何故かと言うと、「モモ裏の柔軟性がない分、脊柱(背骨)の可動性で代償している」とも考えれれるからです。

ですので、一般的にな体前屈の他に、画像のような肢位を取って確認してみましょう。

【※ヘルニアの方は負担になるので注意してください】

他動的に動かすのであれば90°くらいは挙がるようにしたいところです。

②股関節前側の柔軟性

いわゆるフロントランジの体勢です。

この体勢が辛い場合には腸腰筋の短縮も疑われます。

また、注意したいのが、この体勢は辛くないけど腰を反らして腰椎の前弯で代償してしまっているケース。

骨盤が前傾位にあるのにフロントランジの体勢が取れてしまっている場合には腰椎での代償動作が疑われ、あまり良い傾向ではありませんので注意を要します。

判断が付かない場合には当院にご相談ください

腰痛と言っても原因は多岐にわたります。

今回ご紹介したような、長時間座った状態を強いられている方で腰痛をお持ちの方は、今回紹介したセルフチェックをしてみてください。

それでも「いまいち自分では分からない」と言う方は、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。

また、よく陥りがちなのが「腰が痛いから腰をマッサージしてもらっている」ケース。

もちろん、痛みのある部位に対するアプローチは必須ですが、それはあくまで対症療法で原因の改善には至っていません。

このような症状でお悩みで医療機関や治療院に通っているものの、一向に改善が見られない場合にもご相談いただければと思います。

病院や治療院は数多くありますが、値段で判断していろいろな病院や治療院を転々としている方。

しっかりご自身に合ったアプローチができる治療院を選ばないと結局はお金も時間も無駄になります。

情報過多な現代ですが、自分がどうなりたいのか?どこの治療院ならそれができるのか?をしっかり見極めて辛い症状を改善したいものですね。

本当の意味で根本改善したいなら、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。