首腰股関節、肩肘、膝、足の痛みの原因を見極める評価法

宇都宮市JR岡本駅近くで根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。症状の緩和はもちろん、可動域向上・強化・動作改善により「症状が出る前より強い身体」を作ることを目指します。


FMSキットが届きました。

本日は、当院で取り入れているFMS、SFMAという理論についてのご案内です。

FMSって何?

FMSとはファンクショナル・ムーブメント・スクリーンの略称。

決められた7つの基本的な動作を評価し、その動作パターンに機能不全があるかどうか判別するもの。

このスクリーニングの点数が低い場合には代償動作をしているケースが多く、これらの代償パターンが続くと、質の低い動作が強調され、場合によっては障害の原因となる。

簡単に言ってしまえば「ケガするリスクを予めあぶり出しておく評価法」。

そして問題が見つかれば、それに対するコレクティブ(修正)エクササイズを処方して代償パターンを改善させる、というもの。

・これから運動を始めたい

・本格的に負荷をかけていきたい

・ケガは治って復帰する前に今潜んでいるリスクを知っておきたい

・練習してもいまいちパフォーマンスが上がらない(代償動作が邪魔をしていることもあります)

なんて方には打って付けです。

SFMAって何?

SFMAとはセレクティブ・ファンクショナル・ムーブメント・アセスメントの略称。

こちらはFMSとは違って「痛みやケガを抱えた人」が対象。

さまざまな検査をブレイクアウトしていき、今抱えている痛みの【原因】は軟部組織の問題なのか?関節の問題なのか?運動制御の問題なのか?を判別していくもの。

当院は治療院なので、痛みのある方やケガを抱えている方が来院される割合の方が圧倒的に多いので、まずはSFMAをおこないます。

当院ではSFMAの他に呼吸機能の評価や足病学的な評価も行いますが、新規の患者様に1時間近く時間がかかるのはSFMAで行う項目数が多いためです。

ただ、この評価をおこなっておくことで症状(結果)ではなく【原因】が見えてくるので、当院では必ずおこないます。

レントゲンなどの画像検査で患部の状態を知ることはできますが、動作を見ないとそこに至った【原因】を知ることはできません。

当院でのFMSとSFMAの使い分け

FMSは基本的にケガをしていたり痛みを抱えている人は対象外です。

まずはSFMAが対象になり、ケガや痛みが癒えて「さあ、復帰しましょう」の段階からFMSを取り入れることになります。

また、当院では症状が一旦落ち着いたら3~4週に1度のメンテナンス施術を推奨しておりますが、メンテナンスとして来院される方に今後のリスク管理として受けていただきます。

と、今回は当院で取り入れているFMS、SFMAという理論を取り上げましたが、当院で謳っている【根本改善】にはこういった理論を施術に取り入れることで達成できる、という根拠があります。

現在、宇都宮でFMS、SFMAを取り入れているのは当院だけです。

身体の状態でお悩みのアナタ、これからスポーツで結果を出していきたいアナタ。

当院がお力になりますので、ぜひご相談ください。