宇都宮市JR岡本駅近くで根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。症状の緩和はもちろん、可動域向上・強化・動作改善により「症状が出る前より強い身体」を作ることを目指します。
はっきり言います。いきなり運動するとケガします。
最近はクロスフィットトレーニングが流行ってますね。
リー〇ックがモデルさんを使って大々的にやったりしているので、アナタも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
先日参加してきたFMSセミナーでもクロスフィットについて話題に上がっていました。
端的に言うと「いきなり始めるとケガするよ?」ということ。
どんなケガをするの?
クロスフィットでおこなうものにアジリティ系トレーニング(敏捷性のトレーニング)がありますが、基礎ベースがない方がおこなうと72%の確率で傷害を受傷するという発表があるようです。(Hak PTm et al.J Strength Cond Res.2013)
この傷害発生率ってパワーリフティングや体操での受傷と同等らしいです。
しかも、このうち7%の人が手術を要したと…。
他にもウエイトトレーニングを実施した18~55歳女性はトレーニングしなかった人よりも肩の機能障害が増加したと。具体的に言うと、関節可動域の低下、肩関節後部組織のタイトネス、肩関節前方の弛緩性増加など。(Kolber MJ,et al.J Strength Cond Res.2011)
結構、ネガティブな論文や発表が多数出てきます。
運動を始める前にどんな準備が必要か?
クロスフィット自体は否定の余地のないすごく良いトレーニングですし、誰もがあの締まった身体に憧れるのは仕方のないことですが、順を追って運動強度を上げていくことは絶対に必要です。
そして、それ以前に、その人その人が持っている故障リスクを知っておいて、必要があれば運動前に治療やリハビリで介入しておくことがもっと重要です。
もっとも海外のプロスポーツの現場では、練習前に必要な治療とコレクティブエクササイズを必ずしてから練習に入るようです。
それくらい、身体を整えてから負荷をかけるのが重要なことです。
重要なのはアナタ自身が持つケガするリスクを知っておくこと
「あんな身体になりたい」と憧れて運動をする方もいらっしゃると思います。
身体を整える前に負荷をかけていけば、最初のうちは順調に言ったとしても、どこかの段階で身体は悲鳴をあげます。
「いい感じに体が締まってきたのに、痛いから休んでいる間に元に戻ってしまった…」なんていうのはボディメイクあるあるです。
そんなことにならないように、まずはご自身の身体に潜んでいる故障リスクを知っておきませんか?
「今、自分はどこも故障してないし痛みを抱えていない」状況だとしても動作をみていくと故障リスクが潜んでいることがかなり見受けられます。
競技力向上のためにも
「動作」という土台があって「負荷」をかけることができます。「負荷」をかけることができて「競技スキル」があがります。
パフォーマンスアップのためには土台である「動作」をしっかりしたものにする必要があります。
最終的には「きちんとした動作」が運動能力を左右します。
痛めてからでは、そこまで積み上げてきたことが無駄になります。
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