高齢者に対するレジスタンスサーキットトレーニングの効果とは?

宇都宮市JR岡本駅東口より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

前回のブログで何歳になっても筋肉が付く文献を紹介しましたが、今回はそれにつけ足して高齢者が筋トレする際の運動強度による効果についての文献の紹介↓。

Effect of resistance circuit training on comprehensive health indicators in older adults: a systematic review and meta-analysis

文献ではレジスタンスサーキットトレーニング(RCT)での効果について書かれています。

レジスタンスサーキットトレーニングは筋トレと有酸素運動を組み合わせたトレーニングを指します。女性であればカーブスでやるような運動と言えばイメージしやすいでしょうか?(男性でカーブスを知らない方はググってください)

RCTは高齢者の押す、引く、腰、膝の動きの機能を改善したり、体組成、筋力、心肺持久力、血圧、および機能的自律性を改善すると言われていますが、強度によって違いがあり、

・高強度のRCTではBMI と体重に効果がある

・中~低強度のRCTでは血圧を低下させる

と結果が出たようです。

運動効果に対する科学的な根拠は必ずあります。やるかやらないかはアナタ次第。