坐骨神経痛 , 投球障害肩 , 施術について , 肩こり , 脊柱管狭窄症 , 腰椎椎間板ヘルニア , 腰痛 , 頭痛
2018年06月15日
宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
今回のテーマは「呼吸」。
これに関しては当院でも重要視しており、動作を改善するトレーニングを処方する前に改善しておきたい項目であります。
1日に2万回以上おこなわれる呼吸。
慢性的に腰痛や肩こりなどを抱えている方で呼吸が浅い方が少なくありません。
呼吸が浅いことでいろいろと悪影響を受けることがある事が最近ではわかって来ています。
何気なくおこなっているものですが、侮ってはいけません。
まずは呼吸から見直してみるのも改善の一助になるかもしれませんよ。
基本は腹式呼吸、というか横隔膜を使った呼吸
私自身、PRIといった呼吸機能などの理論を学んだ経験もありますが、胸だけ膨らむ胸式呼吸(動画真ん中)、腹だけ膨らむ腹式呼吸(動画上)、両方膨らむ横隔膜呼吸(動画下)と分けた場合、横隔膜呼吸がもっとも機能的であることには変わりません。
当院でも最初の段階で呼吸機能のチェックをしますが、腰や首肩に問題がある方はとくに呼吸が浅い、または胸式呼吸をしている印象があります。
そういった呼吸の仕方をしている方でも横隔膜呼吸ができるとベストですが、腹式呼吸すらできないケースが多くあり、いきなり横隔膜呼吸をさせてもうまくいかないことがほとんど。
胸式呼吸が染み付いている方が横隔膜呼吸をするためには別な角度からアプローチすることもありますが、基本は冒頭の動画の一番下の【Diaphragmatic Breathing】を目指しましょう。
横隔膜を使うのは体幹の安定性を考える意味でも重要
当院では体幹部の説明をする際に水を入れたドラム缶をイメージしてもらうことが多くあります。
そのドラム缶の天井部分が横隔膜。(側面は腹横筋、底面は骨盤底筋)
水をなみなみ注いでいくと(内圧を高めていくと)蓋をしなければ水はこぼれてしまいます。
腹圧を高めることができても横隔膜が機能しなければせっかくの力も逃げてしまうことになります。
どんなにバキバキに腹筋が割れていても(割れるのはアウターだけど)、インナー部分の安定性が欠けると効率が悪くなります。
そういった体幹の安定性を求める意味でも横隔膜の機能は大切です。
また、腸腰筋などとの筋連結なども考慮すると、機能的に動かせることにこしたことはありません。
そして、横隔膜を機能的に使うのは「呼吸」です。
どんなに腹筋背筋頑張っていても、呼吸で使わないと鍛え抜けないのが横隔膜です。
胸式呼吸のパターンに嵌っている人はまずは腹式呼吸から
もちろん、冒頭の動画のように胸も腹も両方膨らむ横隔膜呼吸ができることにこしたことはありません。
ただし、当院での指導経験上、呼吸が浅かったり胸式呼吸になっている方に、いきなり横隔膜呼吸をさせようとしても上手くいかないことが多々ありました。
そこで、そういった方にはまずは腹式呼吸から取り組ませるようにしています。
そして腹式呼吸ができるようになってから、お腹に1キロくらいのウエイトを載せて押し返すように呼吸をさせると、腹が膨らみすぐに胸も膨らんでくる横隔膜呼吸ができあがります。
全ての方がそのようにできるわけではありませんが、比較的このパターンで呼吸の仕方を矯正すると上手く行ったりすることがありますので、トライしてみてください。
また、基本的に呼吸の仕方をトレーニングをする際にも寝た状態からスタートです。
寝た状態で出来ない人が、起き上がっていろいろと脳からの他のスイッチが入った状態で出来るわけがありません。
まずは寝た状態でしっかり出来るようにトレーニングしていきましょう。
基本ができずして応用ができるはずがない
生まれてきて初めにすることは何でしょうか?
それすら上手く言ってない状況でいろいろトレーニングしても根本的には上手く改善しないケースが多々あります。
当院ではまずは呼吸から始まり、寝た状態でのトレーニング~四つ這い~立ち膝~立位~重りを持ったトレーニング…といったように段階を追って動作改善をおこなっています。
自分の身体を上手に操れないのに重りを持っても、本当の意味で効率的で機能が向上するトレーニングになることはありません。
その第一歩として呼吸から見直してみてもらうと、意外と改善の近道に繋がったりするものです。
ご自身の呼吸に自信がない方は、一度、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。
ブログ
2018年06月10日
【娘にバイキン扱いされるその日まで笑】
宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
先日の定休日にGWの代休的な休みを取って、娘が生まれてから初となる旅行に行って参りました。
行先は仙台。
私が20代を過ごした第2の故郷的な街です。
仕事をするなら東京に近くないと自身の治療家としての成長には厳しいと思うけど、引退したらまた住みたい。
そんな個人的に魅力を感じている仙台の目的地はアンパンマンミュージアム笑。

若かりし頃の私を知っている友人からすれば「お前がアンパンマンに会いに来るとは思わなかった」と言われること必須ですが、そこは子供のためと思い、グッと堪えて行って参りました。
娘も今まで見たこともないような笑い方をしていたので、きっと異常にテンションが上がっていたのでしょう笑。
もう一つの目的地はイケア。

こちらはカミさんの達ての希望で笑。
隠れ調理師のカミさん。案の定、キッチンコーナーに突入すると「あんたはカメか?」というくらい全っ然、先に進まず、イケア1件に4時間弱滞在するという。
結果、家族一同、かなり消耗したため、私が行きたかったフラットホワイトには行かずに宿へ直行。
途中、クマが出たとニュースになった仙台南IC付近を通過して、10年も住んでいて1度も泊まった事のない秋保温泉へ。

平日ということもあってか人もまばらで娘が誕生日だったこともあり、ご厚意でスィートルーム的な客室へ。
広い。3人には広い。たぶんトレスより広い笑。
おかげさまで非日常を味わうことができました。
一般企業と違ってトレスは土日休みではないのですが、「子供なんて大きくなるのはあっという間だよ(患者さん談)」ということらしいので、口をきいてくれる間はたまにはそんな時間も過ごしていきたいと思いました。口をきいてくれる間は笑。
【期間中、ソフトクリーム評論家として計4回食して参りました】
坐骨神経痛 , 施術について , 脊柱管狭窄症 , 腰椎椎間板ヘルニア , 腰痛
2018年06月5日
宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。
今回はデスクワークや長距離運転で長い時間座っていなければならない方に起こりやすい腰痛で、とある問題があると痛くなりやすいというものをご紹介します。
単純に重いものを持つ肉体労働の方とは違って、座り仕事の方の腰痛はジャブのように効いてきます。
今回紹介する症例は当院でも比較的多い傾向にありますので、座り仕事をしている方の参考になれば幸いです。
身体が硬い。どこが硬い?
一概に身体が硬いと言っても、上半身が硬い人や下半身が硬い人またはある部分だけ硬い人など、人それぞれ硬い場所が違ったりします。
今回ご紹介するデスクワークや長距離運転、とくに長時間座った状態を強いられる方にとって注意を要する部分があります。
それは、【脚の後面とくにモモ裏】と【股関節の前側とくに腸腰筋】の硬さ・柔軟性の欠如です。
これらの柔軟性が欠如すると画像のようなことが起こりえます。
【ハンドル握っているテイです】
①モモ裏の筋肉によって骨盤が後傾方向に引っ張られる
②腸腰筋が短縮を起こすことで腰椎を下方に引っ張る
このふたつが起こることで腰の関節や椎間板に負担がかかります。
とくに椎間板で言えば潰れてしまうような負荷がかかってしまいます。
当院に来院される方でデスクワークを主としている方で「腰椎椎間板ヘルニア」と診断を受けてしまった方の多くの場合でこの①と②の所見が確認されます。
デスクワーク腰痛・長距離運転腰痛のセルフチェック
先に述べたように、長時間座った姿勢を強いられる方はモモ裏の柔軟性と股関節の前側の柔軟性をチェックしてみましょう。
①モモ裏の柔軟性
よく「私は前屈で指先が爪先に届くから身体は硬くないです」と仰る方も少なくありませんが、身体を一つのユニットと考えた場合には、よくある体前屈だけのチェックをしても柔軟性を評価できるには至りません。(いまだに学校の体力測定で体前屈するようですが)
何故かと言うと、「モモ裏の柔軟性がない分、脊柱(背骨)の可動性で代償している」とも考えれれるからです。
ですので、一般的にな体前屈の他に、画像のような肢位を取って確認してみましょう。
【※ヘルニアの方は負担になるので注意してください】
他動的に動かすのであれば90°くらいは挙がるようにしたいところです。
②股関節前側の柔軟性
いわゆるフロントランジの体勢です。
この体勢が辛い場合には腸腰筋の短縮も疑われます。
また、注意したいのが、この体勢は辛くないけど腰を反らして腰椎の前弯で代償してしまっているケース。
骨盤が前傾位にあるのにフロントランジの体勢が取れてしまっている場合には腰椎での代償動作が疑われ、あまり良い傾向ではありませんので注意を要します。
判断が付かない場合には当院にご相談ください
腰痛と言っても原因は多岐にわたります。
今回ご紹介したような、長時間座った状態を強いられている方で腰痛をお持ちの方は、今回紹介したセルフチェックをしてみてください。
それでも「いまいち自分では分からない」と言う方は、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。
また、よく陥りがちなのが「腰が痛いから腰をマッサージしてもらっている」ケース。
もちろん、痛みのある部位に対するアプローチは必須ですが、それはあくまで対症療法で原因の改善には至っていません。
このような症状でお悩みで医療機関や治療院に通っているものの、一向に改善が見られない場合にもご相談いただければと思います。
病院や治療院は数多くありますが、値段で判断していろいろな病院や治療院を転々としている方。
しっかりご自身に合ったアプローチができる治療院を選ばないと結局はお金も時間も無駄になります。
情報過多な現代ですが、自分がどうなりたいのか?どこの治療院ならそれができるのか?をしっかり見極めて辛い症状を改善したいものですね。
本当の意味で根本改善したいなら、鍼灸接骨院トレスにご相談ください。