宇都宮市JR岡本駅近くで根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。症状の緩和はもちろん、可動域向上・強化・動作改善により「症状が出る前より強い身体」を作ることを目指します。
「患者さんを感動させる先生」。
残念ながら私のことではありません笑。
とある婦人科の先生です。
トレスに来院されている患者さんに病院に検査に行くようにお願いした時の話。
スポーツ時の腰痛で来院されている患者様がいらっしゃいました。
治療家目線からの判断では「股関節の屈曲拘縮」(仰向けで脚をピーンと伸ばして寝ることができない状態)が腰痛の原因と考えましたが、いろいろカウンセリングしていくと子宮に筋腫をお持ちであると。
以前にとある症例で「子宮筋腫が腸腰筋を圧迫して股関節を屈曲位にロックする」といったものを見かけたことを思い出し、その方に婦人科での検査も勧めました。
残念ながら婦人科の先生とのコネクションはないので、どこに行くかは患者さんに任せてしまいましたが「筋腫のことを詳しく診てもらってください」とだけ伝えて受診していただきました。
患者さんが「接骨院の先生に〇〇って言われてます」と病院の先生に伝えると「柔整師がなに言ってんの?」みたいな感じに対応されることも正直あります。
ただ、今回の患者さんが受診した先生は違いました。
「先生(私)に言われたことを伝えたんだけど、今まで診てもらった病院の中で一番丁寧に診てもらえたよ!」
「結構待たされたけど、あそこなら待つ価値あるね。すっごい良かった。」
とその患者さんは仰っていました。
紹介状を書いたわけでもなく、その婦人科の先生と面識があるわけではないのですが大切な患者さんを丁寧に対応していただいてこちらとしても大変嬉しかったです。
結果として筋腫による圧迫は除外されたので、単純な腸腰筋の拘縮として施術とトレーニングを継続させていただいています。
私たちの仕事も「施術」という形のないものを提供しています。
たとえ誰かの紹介であっても初めて治療院に来られる方にとっては一種の「博打」の部分もあるかもしれません。
形のないものを提供するからこそ「患者さんを感動させる」「価値があるからそこに来る」ということを実践していこうと改めて思わせられる、とても良い経験でした。
うちのカミさんも何かあったらお願いしようと思います。
高田先生、ありがとうございました。http://takata-clinic.net/