鍼灸接骨院トレスのブログ

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8月の診療予定 ~腰痛坐骨神経痛ヘルニア肩肘膝の痛みなら宇都宮市岡本の鍼灸接骨院トレス~

お知らせ
2018年08月1日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

8月の休診日は以下の通り。


・毎週水曜定休日

・14日(火)

・18日(土)

・19日(日)

・9日(木)23日(木)は午前休診で15時から診療


このクッソ暑い中(←言葉が悪い)、皆さんの身体が少しでも良くなるように妥協せずに二荒山神社までランニングしてきましたので、今月も良い仕事ができるはずです笑。

今月はニッパチのパチだからといって言い訳はせずにゴリゴリがんばります。

暑さ対策は慎重に

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2018年07月25日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

先日のセミナーでお世話になったリンタラさんも「ジャパンの暑さはクレイジーだぜ」と言っていました(はい、盛りました)。

今年の宇都宮の暑さは異常。7月いっぱいは暑いらしい。

という患者さんとの会話が日常となっている最近ですが、休みの日にクーラーの効いた部屋でダラダラ過ごすトレスの主人は無し、ということで鞭打ってサイクリングまたはランニングをしています。

普段クーラーの効いたトレスで1日のほとんどを過ごしていますので、モチのロンで暑熱馴化はしていないのですが、先日、東京オリンピックのマラソンのスタートが7時に変更となったというニュースを見て、最もつらいであろう35キロ過ぎの時間帯を想定して試しに走ってみたのです。

予想最高気温36度 午前8:30

結論から言うと、暑熱馴化していない身体ではキロ6分で10キロ走るのがやっと。

無理すればペースを上げられたのかもしれないが、無理するメリットがないので自重。

涼しい気候であれば45分程度で帰ってこれるルートも給水時間を含め1時間強かかってしまいました。

こんな高温多湿の環境下でも高校球児は地区予選を戦っており、自分も昔はやっていたことを考えると、いかに暑熱馴化が大切か身に染みました。

この時期のサイクリングも辛いけど、ランニングはもっとつらいし危険だと感じた休日でした。

暑熱馴化の重要性

暑熱馴化とは読んで字の如く、暑さに慣れることを言いますが、暑さに慣れていない身体で急に運動すれば、熱中症になるリスクも上がります。

ある研究では43℃の環境下で90分間のトレーニングを8日間継続した時に、汗の量が増えたがナトリウムなどのミネラルの流出が少なくなったという発表もあります。(通常は汗を多くかくとナトリウムなどは汗と一緒に出てしまうが、暑熱馴化によって汗腺で再吸収されるようになるため)

熱中症予防にナトリウムを摂取することが進められていますが、暑熱馴化の重要性は何を意味するかと言うと、熱中症予防になるということです。

また、この状況で2~3週間トレーニングすると赤血球が増えて最大酸素摂取量が増加するということも分かっており、持久系のスポーツをするうえでキーとなるポイントでもあります。

というものの、こんなに暑いとスポーツするのも容易ではありませんし、もちろんすべての人が運動をしなければ暑熱馴化しないというわけでもありません。

例えば、最高気温32℃以上の環境で10日間程度、日常生活をおこなうだけでも暑熱馴化において一定の効果が得られるとも言われていますので、1日中クーラーの効いた環境にいるのではなく、多少の暑さは体感しておいた方が良いということです。

まとめ

全体に無理は禁物。

暑さに慣れるには一定期間を要するため、そこまでの期間は無理はしない。

普段の生活で1日中クーラーの効いた部屋で仕事をしている人などは、身体に負担のかからないように注意しながら暑さに慣らしていきましょう。

基本的に「自分は暑熱馴化していない」と考えるくらいでちょうど良い。(←これ大事)

DNSセミナーを受講して改めて考えさせられたこと

ブログ , 施術について
2018年07月20日

宇都宮市JR岡本駅より徒歩5分。
可動域向上・動作改善・強化による症状の根本改善を目指した施術とパーソナルトレーニングを提供している鍼灸接骨院トレスです。

先日、東京・新宿にてDNSセミナーを受講してきました。

人間が本来持っているはずの機能を発揮するために必要な発達運動学の科学的原理原則を勉強してきました。

子供のころにできたことが大人になって出来なくなっていることって、たくさんあります。

それは普段の日常生活で、どうしても偏りが出てきてしまうからに他ならないのですが、本来持っているはずのものなので、出来なくなってしまうことでいろいろな弊害が出てきてしまいます。

それらのことを再確認できたとともに、より一層、動作改善の大切さが身に染みた2日間でした。

患部の治療だけではもう意味がない

我々、治療家の仕事と言えばケガをしたり痛みがある症状に施術することが一般的ですが、そもそもケガをするメカニズムを知っておく必要があります。

多くは筋肉や骨・関節に症状として出てくるものですが、その過程では脳からの指令に何らかの異常が起こることがほとんどです。

突き指などの急性外傷などは脳の情報がどうこうは別として、治療院に来院される急性外傷以外の方のほとんどは、このことが関与していると言っても過言ではありません。

もっと簡単に言えば、姿勢不良や使いすぎて痛くなったのであれば、痛くなった部分単体が原因ではありません。

そもそも筋肉が硬くなるメカニズムも、筋肉単体が硬くなることはほとんどなく、アライメントの問題であったり、筋肉の固定点が安定しないことが原因です。

そしてアライメントや固定点の異常も脳からの情報により左右されます。

要するに、必要なのは患部への施術だけでなく【脳の情報を書き換える】必要があるということ。

それは単にマッサージを受けたり、ボキボキ矯正されたりするだけではおこなわれないため、個別に脳の情報を書き換えるアプローチ(当院でも行うコレクティブエクササイズもこれに該当)が必要です。

マッサージや鍼灸、物理療法はあくまで症状改善の補助

極端に言えばマッサージをしなくても動作改善の介入をおこなえば理論上は症状が治まる可能性はある、とも言えますが、当院ではマッサージをしながら手で患者さんの身体の状態を確認してどのようなトレーニングを処方するか、または予定していたトレーニングを変更するか決めているため、マッサージや鍼灸、物理療法も行います。

ただし、マッサージなどで強く揉んだりすることはありません。

あくまで施術をする目的は、マッサージや鍼灸で筋肉の緊張を変えてあげてから関節のアライメントを整えて、トレーニングで固定点を作って安定化を図ることが目的で、そこまでできて初めて根本的な問題が解決し始めるからです。

また、強いマッサージは一見して筋肉が緩んだ感覚になりますが、実際には神経の反応を一時的に鈍くして筋肉に力が入らなくなっているだけで、根本的な変化を求めるなら適切ではありませんし、その後の処方されるトレーニングにも良い影響はありません。

そこそこ鍛えていますので、強く揉もうとすればいくらでも強く揉むことはできますが、あくまで根本改善を目指したサービスを提供していますので、マッサージでの強い刺激をご希望の方にとっては当院はミスマッチです。

一時的に意味のある筋肉のゆるみが欲しいなら、効果のある物理療法(ラジオ波や高周波治療器など)でもよいでしょう。

ただし、立派な物理療法を施しても、筋肉の固定点が安定しないとすぐに硬くなってしまうということに変わりはありませんが…。

患者さん自身がどうなりたいのか?が重要

当院は施術とトレーニングによって症状を改善させることを目的としているため、「癒し」を求めて来院される方の期待には答えられないかもしれません。

癒しを与える施術も出来ないことはありませんが、私自身、「他で出来ることは他でやってもらう」という考えです。

ケガをしてとりあえず治療してほしいなら保険の使える整形外科で診てもらうのがベストです。

癒しが欲しいなら、癒しを前面に押し出しているサロンに行くのがベストです。

当院が提供しているのは「症状の根本改善のための施術とトレーニング」であり、これに関してはまだ県内の他の治療院ではできないことにチャレンジしていると自負しています。

どこにいっても治らない・長期間悩まされている・繰り返し同じ症状に悩まされているのであれば、当院に一度ご相談ください。

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