「椎間板ヘルニア リハビリ 痛い」と検索しているあなたは、今まさにリハビリ中に感じる痛みに不安を抱えているのではないでしょうか。
「この痛みは正常なの?それとも悪化しているの?」という疑問は、ヘルニアのリハビリに取り組む多くの方が抱える共通の悩みです。
結論からお伝えすると、リハビリ中の痛み=悪化とは限りません。ただし、見逃してはいけない「危険な痛み」も確かに存在します。
今回は椎間板ヘルニアのリハビリで痛みが出る理由、今すぐ自分でチェックすべき3つのポイント、そして痛みが出たときの正しい対処法まで、最新の医学的知見をもとにわかりやすく解説します。ぜひ最後までお読みください。
椎間板ヘルニアのリハビリで痛いのは悪化とは限らない

リハビリ中に起こりやすい3つの痛み
椎間板ヘルニアのリハビリ中に感じる痛みには、主に以下の3種類があります。それぞれの痛みの特徴を理解しておくことが、正しい判断の第一歩です。
① 筋肉痛によるもの
ヘルニアによる痛みで長期間動けなかった場合、周囲の筋肉が著しく弱化・萎縮しています。
リハビリで使われていなかった筋肉を動かし始めると、筋繊維に微細な損傷が生じて筋肉痛が起こります。これはいわゆる「良い痛み」であり、運動後24〜48時間をピークに自然と消えていくのが特徴です。
特に体幹(腹筋・背筋)や股関節まわりの筋肉が弱っているケースでは、ストレッチやトレーニングの初期段階でこの痛みが生じやすくなります。
② 神経の過敏反応によるもの
椎間板ヘルニアでは、突出した椎間板が神経根(脊髄から枝分かれした神経)を圧迫・刺激することで、腰や脚に放散痛やしびれが生じます。
リハビリで脊椎や股関節の可動域を広げる動作を行うと、一時的に神経が牽引・刺激され「ピリッ」とした鋭い痛みやしびれが走ることがあります。
これは神経の過敏反応であり、刺激がなくなれば数秒〜数分で収まることが多いです。ただし、この種の痛みは後述する「危険なサイン」との見分けが重要なため、注意が必要です。
③ 炎症が残っているケース
ヘルニアの急性期(発症から数週間程度)は、椎間板周囲に炎症が残っていることがあります。この時期に過度な負荷のリハビリを行うと、炎症が刺激されて痛みが増強します。
安静と適度な運動のバランスをとることが重要で、急性炎症期には無理なリハビリを避けるのが原則です。
なぜ痛みが出るのか(医学的な解説)

椎間板ヘルニアのリハビリで痛みが生じるメカニズムは、主に2つの観点から説明できます。
神経根圧迫のメカニズム
椎間板(背骨と背骨の間のクッション)の内部にある髄核(ずいかく)が、線維輪(外側の硬い部分)を破って突出し、脊柱管内や椎間孔を通る神経根を圧迫します。
この状態では神経が機械的圧迫だけでなく、炎症性サイトカインなどの化学的刺激も受けており、痛みや知覚過敏が生じやすくなっています。そのため、リハビリで腰部に負荷がかかる動作を行うと、一時的に神経根への刺激が増して痛みが出ることがあります。
可動域回復時の刺激
ヘルニアの発症後、痛みを避けるために無意識に姿勢や動作を制限していると、脊椎周囲の組織(筋肉・筋膜・関節包など)が短縮・癒着します。
リハビリで本来の動きを取り戻そうとするとき、こうした組織が引き伸ばされることで一時的な痛みが生じます。これは「組織の再教育」とも言える現象で、継続的なリハビリによって徐々に痛みは軽減していきます。
今すぐ確認すべき3つのポイント

椎間板ヘルニアのリハビリで痛いと感じたとき、最初に自分でチェックすべき重要なポイントが3つあります。このチェックが、リハビリを継続すべきか中止すべきかの判断基準になります。
ポイント① 痛みの「種類」を確認する
痛みの性質によって、リハビリを続けてよいかどうかが変わります。
🔴 要注意:鋭い電撃痛・強い放散痛
「電気が走るような」「刺されたような」鋭い痛みが腰からお尻・太もも・すねにかけて走る場合は、神経根への強い刺激・圧迫が生じている可能性があります。
特に、安静にしていても痛みが消えない・むしろ増している場合は要注意です。この種の痛みが出たら、その運動はいったん中止し、担当医や理学療法士に相談してください。
🟡 注意しながら継続可:重だるい痛み・筋肉痛
リハビリ後に感じる「ふくらはぎや太ももが重だるい」「腰の筋肉が張っている」といった痛みは、多くの場合、使われていなかった筋肉に負荷がかかったことで生じる筋肉痛です。
翌日以降に自然と改善していくなら、基本的にはリハビリを継続して問題ありません。ただし、「だるい痛み」であっても日々増強している場合は別途注意が必要です(後述)。
ポイント② 痛みの「持続時間」を確認する
痛みがいつまで続くか、翌日どうなるかを記録しておくことが大切です。
運動後すぐ消える → 比較的安全
リハビリ中に少し痛みが出ても、動作を止めるとすぐに(数分以内に)痛みが消える場合は、組織への一時的な刺激であることが多く、継続可能なサインです。
翌日も痛みが増悪している → 要再評価
リハビリ翌日になっても昨日よりも痛みが強くなっている、または「歩けないほど悪化した」「しびれが強まった」という場合は、リハビリの強度が過剰であったか、炎症が刺激された可能性があります。2日以上続けて痛みが増強する場合は、担当医・療法士に必ず報告しましょう。
日記やスマートフォンのメモで「痛みの強さ(10段階)」「どの動作で痛んだか」「いつ消えたか」を記録しておくと、医療従事者への説明がスムーズになります。
ポイント③ 痛みの「広がり」を確認する
痛みの場所が広がっているかどうかも、非常に重要な判断指標です。
足のしびれが強くなっている → 中止して受診
リハビリ前より足のしびれ・感覚の鈍さが増している場合、神経への圧迫が悪化していることが考えられます。特に「足の指が動かしにくくなった」「足首が上がりにくい(下垂足)」などの筋力低下を伴う場合は、速やかに医療機関を受診してください。
排尿・排便に異常 → 緊急受診(レッドフラッグ)
「尿が出にくい」「便が出にくい」「肛門や陰部のしびれがある」といった症状は、脊髄や馬尾(まび)神経が圧迫されているサインです。これは「馬尾症候群(cauda equina syndrome)」と呼ばれる緊急の病態であり、放置すれば永続的な排尿障害・下肢麻痺に至る可能性があります。
このような症状が出たら、リハビリを直ちに中止し、今すぐ救急病院または整形外科を受診してください。
すぐに中止すべき危険サイン

以下に該当する場合は、リハビリを即座に中止し、医療機関に相談することを強く推奨します。
日を追うごとに痛みが強くなる
1回のリハビリ後に痛みが増すことは多少あっても、毎日続けるにしたがって痛みがどんどん強くなっている場合は、リハビリの内容や強度が身体に合っていない可能性があります。自己判断で続けず、担当医か理学療法士に相談してください。
しびれや筋力低下が進行している
足のしびれや感覚異常が広がる、もしくは足の筋力が明らかに落ちてきたと感じる場合(階段が上りにくくなった、足首が上がらない等)は、神経へのダメージが進行しているサインです。
排尿・排便障害が出現した
前述のとおり、これは医療上の緊急事態です。ためらわず救急外来を受診してください。
痛いときの正しい対処法

椎間板ヘルニアのリハビリで痛みが出た際、適切に対処することで回復を妨げずに済みます。
強度を下げる
まず行うべきことは、リハビリの強度・負荷を下げることです。「7割の強度でも十分な効果がある」とされており、痛みが出ない範囲で継続することのほうが、無理して続けるよりも長期的な回復に役立ちます。
たとえば、ストレッチの可動域を少し狭くする、ウォーキングの距離を短くする、といった調整が有効です。
可動域を減らす
痛みが出る動作の「最後の部分」だけを避けるようにしましょう。例えば、前屈すると痛いなら、痛みが出ない角度までしか曲げないようにする。「痛みのない範囲内でのリハビリ」が原則です。
アイシングについて
急性の強い痛みが出た直後は、患部のアイシング(10〜15分、タオルを巻いたアイスパックで冷却)が炎症と痛みを抑えるのに有効なケースがあります。
ただし、慢性期や血行が悪い方には逆効果になることもあるため、担当医の指示に従うことが大切です。また、直接皮膚に氷を当てる凍傷には十分ご注意ください。
医師・理学療法士への相談
痛みの悪化や新たな症状が出た際は、自己判断でリハビリを続けず、必ず担当医や理学療法士に相談してください。
専門家がリハビリの内容を個別に調整することで、安全かつ効果的な回復が可能になります。特に、「なぜ痛みが出ているのか」という原因を把握しないままリハビリを続けることは、症状の悪化リスクを高めます。
リハビリを安全に続けるためのコツ
段階的に負荷を上げる
椎間板ヘルニアのリハビリでは「段階的負荷(プログレッシブローディング)」が基本原則です。最初は体への負荷が小さい運動(横になったままできる体幹トレーニングや軽いストレッチ)から始め、症状の改善に伴って少しずつ立位・歩行・筋力トレーニングへと移行します。焦って強い運動をすると、かえって回復を遅らせます。
痛みを0〜10の数字で表したとき、リハビリ中の痛みは「3〜4以下」に収めることが推奨されています(完全に痛みがなければベストですが、わずかな不快感は許容範囲)。痛みが5以上になったら、その運動は中止か調整を検討してください。
体幹を安定させることが回復の鍵
腰椎ヘルニアの多くのケースで、腹横筋・多裂筋といった体幹深部の筋肉(インナーマッスル)の機能低下が確認されています。これらの筋肉は脊椎を安定させる「コルセット」の役割を担っており、弱化すると椎間板への負荷が増大します。
ドローイン(腹部を軽く引き込みながら腹横筋を収縮させる運動)やバードドッグ(四つ這い姿勢から対角線の手と脚を伸ばす運動)など、体幹安定性を高めるエクササイズをリハビリの中心に置くことが、長期的な再発予防にも効果的です。
再発予防の視点を持つ
リハビリの目的は「痛みを取ること」だけでなく、「再発しない身体をつくること」にもあります。腰の柔軟性と筋力のバランスを整え、日常生活での姿勢・動作の改善(重い物の持ち方、長時間同じ姿勢を続けない等)を習慣化することが、ヘルニアの再発防止につながります。
また、職場環境や日常動作の見直し(デスクワーク時のチェアの高さや姿勢、スマートフォンの使い方など)も再発予防に有用です。理学療法士からの生活指導を積極的に活用しましょう。
病院・クリニックでよくならない椎間板ヘルニアには「鍼灸接骨院トレスの根本改善整体」

「症状を取るだけ」では繰り返す理由
整形外科や病院でのリハビリを続けても、なかなか改善しない。薬を飲んでもまた痛みが戻ってくる。そのような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
痛みやしびれが繰り返す最大の原因は、「症状だけにアプローチして、根本原因が放置されている」ことです。
椎間板ヘルニアの多くのケースでは、ヘルニアそのもの以外にも「動作不良(身体の使い方のクセ)」「筋力低下」「身体のゆがみ」「呼吸パターンの乱れ」など、複数の問題が積み重なっています。
これらを同時に解消しなければ、症状は何度でも繰り返します。
根本改善整体の施術内容
トレスの「根本改善整体」では、以下の施術を組み合わせて症状を早期・根本的に改善することを目指します。
① 筋膜リリース
筋肉を包む「筋膜」が癒着・硬化していると、身体の動きが制限されて特定部位に過剰な負荷がかかります。筋膜リリースによって癒着を解消し、身体全体の動きをスムーズにします。
② ゆがみ調整
骨盤・脊椎のゆがみは、椎間板への不均等な荷重の原因となります。ゆがみを丁寧に調整することで、椎間板や神経への負担を軽減します。
③ 呼吸器調整
呼吸の仕方は体幹の安定性に直接影響します。呼吸パターンを正すことで、腹腔内圧が適切に高まり、腰椎を内側から支える力が生まれます。
④ 鍼灸(必要な場合)
髪の毛ほどの細さのディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用。深部の筋緊張の緩和、血流改善、鎮痛効果が期待できます。整体や他の施術では届かない部位へのアプローチが可能です。
⑤ 機能改善トレーニング(リハビリ・トレーニングとの並行実施)
トレスの根本改善整体の大きな特徴のひとつが、治療だけで終わらず、機能改善トレーニングをセットで行う点です。椎間板ヘルニアで来院される方のほぼ全例に、「動作不良(身体の使い方のクセ)」「体幹・股関節まわりの筋力低下」が確認されます。これらを放置したまま痛みだけを取っても、再発は避けられません。
FMS・SFMA・PRI・DNSなどの最先端の評価理論をもとに身体の機能を詳しく検査し、あなたの弱点に特化したリハビリとトレーニングを治療と並行して実施します。これにより「今の痛みを取る」だけでなく、「痛みが出る前より強い身体」に変わることを目標としています。
⑥ 血流制限トレーニング
関節や椎間板への負担を最小限に抑えながら、効率よく筋力を向上させる最新のトレーニング手法です。通常の筋力トレーニングが難しいヘルニアの方にも対応できます。
こんな方にトレスの根本改善整体がおすすめ
- 病院で「手術しかない」と言われたが手術は避けたい方
- 電気治療・牽引・マッサージを続けても改善しない方
- 一時的に良くなっても、また痛みが戻ってくる方
- 椎間板ヘルニアのリハビリで痛いだけで、なかなか回復しない方
- 「動作不良」や「筋力不足」を含め根本から改善したい方
まとめ

椎間板ヘルニアのリハビリが痛くて困っている—方に、この記事で伝えたかったことを最後に整理します。
リハビリ中に感じる痛みのすべてが「悪化」を意味するわけではありません。
筋肉痛や神経の一時的な過敏反応であれば、適切な強度でリハビリを継続することが回復への道です。
しかし一方で、電撃痛の増強・しびれの拡大・筋力低下・排尿排便障害といった「危険なサイン」は絶対に見逃してはいけません。
今すぐ確認すべき3つのポイントは「痛みの種類」「痛みの持続時間」「痛みの広がり」です。これらを日々チェックしながら、安全にリハビリを継続しましょう。
そして、自己判断に迷ったときは必ず専門家に相談することが大切です。
病院や一般的なリハビリで改善しない椎間板ヘルニアには、治療とリハビリ・トレーニングを並行して行う「根本改善」のアプローチが有効です。
宇都宮市の鍼灸接骨院トレスは、身体の複数の根本原因に同時にアプローチする「トレス式トータルアプローチ」で、多くの重症ヘルニア患者さんの根本改善を実現しています。
椎間板ヘルニア リハビリ 痛いと悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。


